自然を大切にしたい人への
波紋 ひろがり
9月11日(日)、青空の下、秦野市・葛葉の家で平岡幼稚園の園児を対象とした生きもの観察会を開催しました。8月7日(日)金目生きもの観察会に続いてのリピート参加もありました。
タモ網とバケツ、背中にはリュックを背負い、おとうさん、おかあさんに手を引かれて、先ずは川まで向かう道のり。ちょっと大変かなと思ったけれど、足取りもしっかり、たどり着きました。タモ網を立てて、その前の石をごろごろ、ガサガサ。
斉藤先生が川遊びの基本を教えてくれました。川に入りたてはなかなかこの動作がうまくできません。
特に小さな園児にはむずかしい。おとうさん、おかあさんが頑張ってごろごろ、ガサガサ。その内、結構、大人が夢中になってしまうのも毎年の生きもの観察会の光景です。小さな生きものでも採取できると歓声と共にモチベーションが上がります。要領をつかんだ子ども達のバケツには沢ガニ、えび、アメンボ、小さな魚が増えていきます。自分のバケツと、他の園児のバケツを見比べて、にんまりとする子も。
タモ網を片手にぐんぐんと水に入っていく姿が逞しい。それぞれに
採取スポットを探って、活動範囲も広がっていきました。 採取には熱が入らないけど、川に胸まで浸かっている数人も楽しそう。
それぞれの笑顔がはじけていました。
川遊びを終えて、採取した生きものを水槽に放ち、子ども達の目線で園長先生や当会ボランティアと一緒にどんな生きものがいたかを
確認しました。